ご見学やお申し込みがピークを迎える季節です。

北園女子学生会館では、毎年２００人以上の新入館生を迎えます。

中には"姉妹で北園"という方も珍しくありません。

さらに、ここ数年は"親子で北園"というケースも増えつつあります。

本日ご見学にお越しいただいた方の中にも、そのようなご家族がいらっしゃいました。

館内をご案内していたところ、「実は母親が元館生で・・・」とのこと。

お母様、当時住んでいたお部屋番号もしっかり覚えていらして、「私の時は門限が夜１０時でしたね」と当時を懐かしんでおりました。（ちなみに、現在の門限は午後１１時です）

お嬢様も、館内を実際にご覧になって気に入ってくださったご様子。

同じお部屋は残念ながらご用意できませんでしたが、その場で申し込んでくださいました。

北園女子学生会館で暮らした館生さんが、やがて母親になり、同じように上京するお嬢様の住まいとして選んでくださる。

我々にとって、こんなに光栄なことはありません。

学生会館冥利に尽きる、とでも言うのでしょうか。

培った伝統を大切にしつつ、皆様が快適に過ごせるように設備等は適宜リニューアルしていますが、

これからも世代を超えて長く愛されるよう努めていきたいと、改めて感じた一日となりました。

最後に、写真を一枚。

敷地内の河津桜がいつの間にか咲き始めていました。

まだ寒い日が続きますが、ちょっとずつ春が近づいているようです。