AED設置&講習会
北園女子学生会館にAED(自動体外式除細動器)が設置されました!
今や駅や病院、学校など街中でも多く見かけるAED。
今月初めにも、フットサル中に胸にシュートを受けて意識を失い、
AEDで一命を取り留めたという話が新聞に載っていましたね。
館内だけでなく外出中にそういった場面に遭遇することもあるかもしれません。
沢山の学生が暮らしている北園女子学生会館でも数年前から必要性を感じており、
この度ようやく導入することができました!
設置にあたっては、併せてスタッフが参加しての講習会も実施しました。
配布された資料によると、傷病者を発見し119番してから救急隊の到着までは平均8.5分、
さらに病院搬送までは平均39.3分かかるそうです。
また、日常生活で突然倒れるケースの7割は心臓系の問題なのだとか。
それだけに、救急隊到着までに胸骨圧迫(心臓マッサージですね)やAEDを使用できるかが、
その後の生存率や社会復帰率に大きく影響してくるんですね。
ビデオを見ながらレクチャーを受けた後は、
実際に練習用AEDや人形を使って、心臓マッサージや使用法をおさらいしました。
最近のAEDはマッサージの強さも測定してガイドしてくれるんですね!
パッドも貼りやすくなっていて、機材の進化にも驚きました。
頂いたプリントに載っていた講習のポイント2点。
◎「胸骨圧迫」と「AED」を「ただちに」実行
◎反応と呼吸の判断に「迷ったら実行!」「躊躇しない!」
スタッフには防火管理者の資格を持っていたり、
以前の職場や大学で使用法を学んでいる者も少なくないですが、
ただ設置するだけでなく、定期的に正しい使い方を復習していきたいと思います。