ジャルダン・山中チーフに聞く~「北園だより」pick up~
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北園女子学生会館では館内の様子を伝える「北園だより」を年2回発行しています。
学級新聞のような・・・という表現が正しいかわかりませんが、
交流イベントや工事のお知らせ等をダイジェストにまとめて、皆様のご実家にお送りしています。
先日発行した2017年夏号の特集は、館生専用レストラン「ジャルダン」山中チーフのインタビューでした。
昨秋に着任した山中チーフは、新聞社や官公庁の食堂で腕を振るった豊富な経験の持ち主。
このブログでもインタビューをご紹介いたします。
一食一食に込められた思いを、ぜひご一読ください♪
-着任して約半年。いかがですか
「昨年度と今年度で好みも違うので、その辺りが難しいですね。今年の新入生は、食べる量がやや少ないような気がします」
-得意料理を教えて下さい
「お寿司が好きなんですが、生ものは出せないのでスモークサーモンで代用したりしています」
-3月のひな祭りではちらし寿司が好評でした。
「ありがとうございます」
-これまでの社員食堂と女子学生会館で違いは感じますか
「やっぱり違いますね。雰囲気も違いますし。学生さんは素直なので『美味しい』ってすごくいってくださる。やりがいを感じますね」
-メニューはどのように考えているのですか
「何が好みかな?というのは気にしています。チヂミとかたこ焼きとか、社会人向けの食堂では出さないようなメニューが意外と好まれたりしますね」
-この半年で記憶に残っている出来事は
「やっぱりクリスマスディナーですね。みなさんテンションが上がっていて、やりがいがありましたね」
-リクエストメニューもジャルダンの特徴です
「難しいです(苦笑)。先日も9品くらい書いてきてくれた子がいて、その中にトッポギが入っていたんです。それで昨日も試してみたんですが、まだ出せないようなレベルで・・・」
-試作されたんですか!?
「やりますね。去年も『全く辛くないカレー』というリクエストをいただいて、香辛料を色々調べて1カ月くらいずっと休みの日に作ってみて、やっと出せました」
-そうだったんですか! できないものは「できません」と断るものと思っていました。
「美味しく食べていただけるまで工夫するので、時間がかかるメニューも多少ありますが、せっかくリクエストしてくださっているので何とか提供したいなと。トッポギは10分くらい経つと固くなってしまうんです。作りたてを食べると大丈夫なんですけど。スープにして出そうかな」
-最後に、学生へのメッセージをお願いします
「私も北海道の富良野出身なので、東京に出てきた時の寂しい気持ちはわかります。そんな時に、少しでも食べ物で、楽しくなっていただけたらいいなと思います」
-ご当地グルメで北海道メニューも期待しています
「はい。ぜひ何かやりたいですね」
(2017年6月取材)