塾の生徒がいたから、東京に残りました ~館生インタビュー③~
- Category
2021年度版・館生インタビューの第2弾は、青山学院大学のM.Y.さん。
お部屋探しや上京当時のことから、オンライン授業になっても東京に残った理由まで、多岐にわたって語ってくれました。
M.Yさん(青山学院大学・長野県出身)
-北園に入ったきっかけは
受験勉強があった私の代わりに、父が都内の学生会館をいくつか見て回りました。一番セキュリティがしっかりしていたこと、職員さんの対応が丁寧だったこと等、印象がすごくよかったと父が言っていました。
-ご自身でも見学はしましたか?
合格後に1回見学に来てから、最終的に決めました。私が選んだ東側の部屋は、公園が見えるのが父にも好印象だったようです。「緑が見えた方が落ち着くでしょ」って。
-実際に暮らしてみて、いかがでしたか。
常に職員さんがいるので、困った時にすぐ相談できたのがありがたかったです。まだ大学生活に慣れない頃、高熱を出してしまったんです。「病院に行きたいです」って相談したら、近くの病院を紹介してもらい、車で送迎までしていただいて、本当に心強かったですね。
いつでも荷物を受け取っていただけるのもありがたかったです。入館間もない頃に「吉澤さん、荷物が...」って声をかけられ、「もう名前を憶えられている!」とすごく驚きました。今でも「就職決まりました」「わあ!心配していたんだよ~」とか、日頃から気にかけていただいていると感じます。
-青学への通学はいかがでしたか。
渋谷まで埼京線一本で行けるので、すごく楽でした。朝は混むけれど(苦笑)、そんなに苦ではなかった。
-渋谷駅は2020年に埼京線ホームが移設しましたね。
以前はホームから駅を出るまでが大変だったんですけど、すごく楽になりましたね。一度、埼京線が事故で止まっちゃった時も、三田線→半蔵門線と乗り継いで表参道までたどり着けるのは助かりました。
-4年生になる2020年春、新型コロナウィルスが流行しました。
地元での就職説明会だけ帰省して、その後はまた東京にいましたね。授業は完全オンライン授業に切り替わりました。館内の通信環境は大丈夫でしたが、授業に出ている感じがあまりしないのは辛かったですね。
-オンラインになって、長期帰省は考えなかったですか?
「どうする?」って親にも聞かれましたが、アルバイト先の塾で生徒たちの面倒を見たい気持ちがあって、こっちに残りたいかなって話しました。
-クラスメートに会えないのは残念でしたね。
全然連絡を取らなくなった子もいて、インスタグラムで生存確認しています(笑)。日本各地の友達とZOOM飲みもやりました。「久しぶり~」って。同じタイミングで帰省した地元の友人とも、会うのは控えましたね。
-就職活動に影響はありましたか?
地元・長野の印刷会社で働くことになりましたが、内定をいただくまで対面ゼロでした。一次面接も最終面接もオンライン。内定をいただいてから初めて会社見学に行って、そこで最終決定でした。「本を作る仕事がしたい」という夢がかなうのは、とても嬉しいです。
-北園でも様々なコロナ対策をしています。
不便は感じなかったです。逆に、安心して自習室を使えました。万が一体調が悪くなった時に相談できるのも、安心材料ですね。
-2020年12月には顔認証オートロックも導入しました。
え、顔認証!?って驚きました。正直、最初はちょっと面倒くさいなって思いましたが(笑)、もう慣れてきましたし、やっぱり安心じゃないですか。セキュリティ対策をここまでしっかりやっている学生会館って、ないんじゃないですか。
-最後に新入生へメッセージをお願いします。
受験を乗り越えたあなたらなら大丈夫! ひとり暮らしにはすぐに慣れます。「楽しい」がたくさんある東京で充実した学生生活を送ってください!