お部屋探しコラム

門限はなぜあるの?

Group 5218.png門限。保護者からすれば安心材料でも、学生目線ではどちらかというと「束縛されるもの」という負のイメージが強いような気がします。

それでもあえて門限を設ける理由、まずはやはり安全面です。警視庁や警察庁等のデータを見ても犯罪発生率は夜間にかけて高くなります。「危険な目に遭わないためにも、なるべく早めに帰ってきてくださいね」と思っています。

もう一つは、規則正しい生活を送っていただく...と言うと固いですが、要は「あんまり生活が乱れないようにしてくださいね」という思いです。せっかく親元を離れて上京し、進学されるのですから、まずは学業を全うしていただきたいです。

 

とは言え、もし遅れちゃったらどうなるの?という心配もあるでしょう。この辺りの対応は、正直物件によって様々になってくるのでしょうが、北園女子学生会館は以下の通りです。

 

「安心してください、入れますよ(某芸人風?)」

 

...いや、「遅れて構いません」という訳ではありません。時間までに帰ってくるのが原則です。でも、外出先でトラブルが生じることや、特に上京直後で「電車を反対方面に乗っちゃった(泣)」などということもあるかもしれませんよね。そんな時に締めだすことは決してありません。だから、万が一門限を過ぎたとしても、ちゃんと帰ってきてください。宿直の警備員が開錠し、翌日改めてフロントの職員から理由をお尋ねしています。それによって「大変だったね」あるいは「次は気をつけようね」とお話ししています。そこはきちんとするのが、親御様からお嬢様をお預かりしている立場の責任だと思っています。

北園女子学生会館は2022年度より、何か用事がある際に23→24時まで門限を伸ばせる「門限延長制度」も取り入れました。安心安全を担保しながら、利便性向上に努めています。

それでも、生活スタイルによっては「合う・合わない」はあると思いますので、ご理解の上、ご検討をいただけましたら幸いです。

 

ちなみに、門限の意外なメリットとして、深夜の騒音苦情の少なさも感じています。深夜の出入りがないので、夜は館内も静かに保たれているのだと思います。