学生会館と学生マンションはどう違う?
2014.10.24
初めてお部屋探しをする学生さんやその保護者の方にとって、学生会館と学生マンションはどう違うのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。
例えば、どちらもセキュリティがしっかりしている点等は共通ですが、異なる点も多々あります。
ここでは、一般賃貸住宅も加えて、その違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
安全面
学生会館 |
- 防犯カメラや防犯センサー等、セキュリティが充実している。
- 管理人(館長)が24時間常駐。夜遅くに体調を崩したり、トラブルがあった場合、日頃から顔を合わせている管理人にすぐに相談できます。
- 常に人が側にいる安心感が高い
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学生マンション |
- 防犯カメラや防犯センサー等、セキュリティが充実している。
- 管理人は基本的に日勤。深夜のトラブルには対応できない。
- 警備会社による24時間管理なら、外部(警備会社)の人間が駆けつけるのを待つ。
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一般賃貸住宅 |
- セキュリティの充実度は、賃料によってまちまち。
- 管理人がいる物件も、基本的には日勤。
- 警備会社による24時間管理なら、外部(警備会社)の人間が駆けつけるのを待つ。
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物件数と申込み時期
学生会館 |
- 一般賃貸と比べて物件数は非常に少ない。
- 男子or女子専用と分かれているところが大半。
- いつ申し込んでも4月の入居まで賃料が発生しないところが多いので、早めに申し込む方がお得。
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学生マンション |
- 一般賃貸と比べて物件数は少ない。
- 完全な男子or女子専用物件ではなく専用フロアで分れている場合や、社会人可の物件もある。
- いつ申し込んでも4月の入居まで賃料が発生しないところが多いので、早めに申し込む方がお得。
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一般賃貸住宅 |
- 物件数は圧倒的に豊富。賃料や間取りなどの選択肢も豊富。
- 社会人可。女子専用物件はきわめて少ない。
- 原則として賃料は契約してすぐに発生する。入居まで待ってもらえるかどうかは交渉次第になります。
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費用
学生会館 |
- 管理費は高め(管理人常駐、共用部の維持管理)。
- 不動産仲介業者を通さない直接契約のため、仲介手数料が不要なところが多い。
- 基本的に家具家電が備え付けなので、新しく買い揃えるものは少ない。
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学生マンション |
- 管理費はやや高め(管理人日勤、共用部の維持管理)。
- 仲介手数料は必要。
- 家具家電が備え付けの物件もある。
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一般賃貸住宅 |
- 管理費は安い。
- 仲介手数料は必要。
- 家具家電は自分で揃えなければならない。
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その他の特徴
学生会館 |
- 学生同士の交流がしやすい。
住んでいる学生同士の交流イベントがあるので、友達を作りやすい環境です。管理人やスタッフは様々な悩み相談にものってくれます。
- 門限がある
アルバイトの時間などに多少制約がありますが、規則正しい生活を送る事ができます。 「門限にはメリットが多い事をご存知ですか?」へリンク
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学生マンション |
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一般賃貸住宅 |
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もちろん例外や物件ごとの差異はあります。あくまで、おおよその特徴として、お部屋探しをする際の参考としてください。