お部屋を見学する時のポイント
2014.10.24
最近はインターネットなどで直接申し込める学生会館や学生マンションが増えているようです。お部屋探しにかかる時間や手間、費用を考えれば、そのメリットは大きいでしょう。しかし、大切なご子息やお嬢様が生活するお部屋を、一度も見ないで決めてしまっていいのでしょうか?
実際に暮らし始めてから「思っていたイメージと違う...」「こんなはずじゃなかった...」といった事態にならないよう、やはり申込前に、物件を実際に自分の目で確認しておきたいものです。
見学すれば館内やスタッフの雰囲気もわかる
実際に見学することで、ホームページやパンフレットに載っていない様々な点を確認することができます。写真では伝わりにくい"館内の雰囲気"も感じることができます。
疑問点や質問を管理人等に直接聞くこともできますし、コミュニケーションをとることで人柄や雰囲気なども掴みやすくなります。
共用部だけでなく部屋まで見学できる場合は、家具の配置や、どこに何を収納するのかなど、新生活のより具体的なイメージを描くことができます。
見学の時に持っていくと便利なもの
一般的なアパートやマンションと同様、学生会館を見学する際には、筆記具やデジタルカメラを持っていくと便利です。
見学の時に持っていくと便利なものをご紹介します。
- デジタルカメラ
- 館内設備や部屋の様子を撮影しておくと、自宅に戻って検討する時に便利です。今はスマホのカメラでも十分かもしれません。
ただし、撮影する際には必ず一言断りを入れるのがマナーです。特にネームプレートなどが写る可能性のある場所は、プライバシーの問題に関わってくるので、特に注意が必要です。 - メジャー
- お部屋の寸法を測っておけば、実家から持ち込むものが設置できるかどうかを確認できます。
- パンフレット、筆記用具
- パンフレットに書かれている内容で質問したい事などは、あらかじめリストアップしておくとよいでしょう。
館内規則や備品もチェック
見学時に合わせて確認したいのは、館内規則や貸出備品、共用施設など。どちらも学生会館の特徴と言えるルール・サービスです。
- 館内規則
- 門限や外泊時の手続きなど。規則というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、実際にはそれほど難しいことはないはずです。館生の皆さんに快適な生活をおくっていただくためのガイドラインなので、疑問点があれば必ず質問しておくことをお勧めします。
- 貸出備品
- アイロンや布団乾燥機、工具類、自転車の空気入れなど学生会館では無料の貸出備品が充実しています。貸出備品を上手く利用すれば、引っ越しの荷物も減らせます。
- 食堂や共同キッチンなど、共用スペース
- 共用スペースの利用時間や利用時のルールなどを確認しておきましょう。一口にピアノ室といっても、元々ピアノが用意されている場合と、自分のピアノを持ち込める場合があります。音楽室なら利用できる楽器なども確認しておきたいところです。
忘れがちなポイント!周辺環境も確認しよう
せっかく現地まで足を運んだら、物件の周辺環境も確認しておきましょう。
- 通学路
- 学校や駅までの道のりは一番確認しておきたいところ。特に夜道は実際に日が暮れてから歩いてみるのが一番ですが、時間がなければ街灯や人通りの多さなどをチェックしておきましょう。
- コンビニやスーパー、飲食店など
- 日常の買い物や外食など、営業時間も含めて確認しておきたいところです。
- 病院
- 近くの病院がどこにあるのか、学生会館のスタッフに聞いておきましょう。学生会館ならいざというときは管理人やスタッフが連れて行ってくれますが、自分でも把握しておくと安心です。